BtoBマーケティングで役立つ!市場の情報収集方法5選

BtoBマーケティングの情報収集

BtoBのニッチ市場を戦場にしている方は、業界や競合他社の情報収集に時間がかかっていないでしょうか。
もしくは、あまり意識していないこともあるのではないでしょうか。

ニッチ市場の情報は、市場・業界・競合他社の情報全てにおいてネット上で話題になりにくいため、例え業界や競合他社が何らかのアクションを行っていたとしてもタイムリーに把握することが難しい状況におかれています。

・ニッチ過ぎて、マスメディアや業界紙で記事になることが少ない。
・SNSで話題にならない。
・ネットで検索しても情報を入手し難い。
・業界や競合他社の動きをタイムリーに把握することが困難。

つまり、ニッチ市場の情報は自分で能動的に探すことはあまりに非効率といえます。

これを解決するには、受動的に情報を入手する仕組みを作ること。

BtoBマーケター歴約10年の筆者がおすすめする1つ目の方法は、「キーワード登録による自動情報収集の仕組み」の構築です。

構築というとなんだか難しそうですが、非常にかんたん。一度設定してしまえば、明日から自動で情報収集ができるようになります。しかも無料で。やらない手はないでしょう。

今回は、この仕組みの他にも、「BtoBマーケティングで情報収集を効率化する方法」というテーマでTIPSをいくつか紹介します。

<自動で情報収集する>
1. 「Googleアラート」+「Inoreader」で、自動でキーワードを情報収集する
2. 「日経テレコン」で、自動でキーワードを情報収集する<直接、人に会って話を聞く>
3. 顧客に直接会う
4. コミュニティに所属する
5. 「ビザスク」などのスポットコンサルで専門家(中の人)に話を聞く

 

「Googleアラート」+「Inoreader」で、自動でキーワードを情報収集する

ネット検索をしたり、SNSを追いかけたり、定期的に競合他社のウェブサイトを見に行ったり、メールマガジンを購読し、気になる情報があったら見ることをしている方は多いと思います。

私自身も行っていますが、正直追いきれません。TwitterやFacebookのタイムラインを朝から晩まで追いかけるのは不可能ですし、購読しているのに未読になっているメルマガは有に5ヶ月で6,000通を超えました(笑)

ただ唯一、自分が興味あるキーワードの情報だけは絶対に逃さずにチェックしています。この仕組みを無料で作れるのが「Googleアラート」です。そして、Googleアラートに登録したキーワードをカテゴリ分けしてコンテンツを自動保存してくれるのがこれまた無料の「Inoreader」です。

 

「Googleアラート」で、自動でキーワードを情報収集する

情報収集を効率化するGoogleAlert

Googleアラートとは

指定のキーワードに関連する最新の ウェブコンテンツ(記事、ニュースなど)をメールで配信するサービスです。

例えば、あなたが「勤怠管理システム」を開発販売している会社でマーケティング担当をしているAさんだと仮定します。Aさんさんは競合がキャンペーンを行ったり新しい機能追加をしていないか、たまに他社ウェブサイトを閲覧しチェックをします。また、働き方改革で法令が変わる動きがないかと管轄省庁のウェブサイトを見たり、働き方改革関係でどのような話題がトレンドになっているのか、ニュースを追いかけたりして情報収集をする必要があると思います。

Googleアラートなら、「勤怠管理」といったキーワードを登録しておくだけで、ウェブ上に「勤怠管理」キーワードが入った新しいコンテンツが公開されたら、メールで教えてくれます。

これ、最高に便利ですよね!

「Googleアラート」の設定手順

  1. Googleアラートにログインする
  2. キーワードを登録する
  3. 登録したキーワードの編集画面(鉛筆マーク)で、配信先を[RSSフィード]にする
    ※RSSフィードに設定すると、「Inoreader」と連携ができます。[メールアドレス]を指定することもできます。
  4. キーワードの横にあるWi-Fiマークを右クリックし、「リンク先のアドレスをコピー」をクリックする
    ※「Inoreader」での設定時に使用します。

 

「Inoreader」で、Googleアラートに登録したキーワードをカテゴリ分けして自動保存する

情報収集を効率化するInoreader

「Inoreader」とは

RSSリーダーと呼ばれるものです。有名なサービスとしては、以前はGoogleリーダー(2013年7月頃に提供終了)が市場を席巻していました。その後、Feedlyが台頭しました。そして最近はInoreaderに乗り換える方が増えています。この「Inoreader」は登録したウェブサイトやGoogleアラートで設定したキーワードの新着・更新情報を自動的に取得し、まとめて表示できるサービスです。Feedlyも使いやすかったのですが、Googleアラートと連携ができないので乗り換えました。

「Inoreader」の設定手順

  1. Inoreaderにログインする
  2. 左上の検索窓にGoogleアラートの④でコピーしたリンクを貼り付ける
  3. [フィードを追加]を選択し、[購読]をクリックし追加する
    画面左のメニュー内に、追加した内容が表示されていたら登録完了です

 

 

「日経テレコン」で、自動でキーワードを情報収集する

日経テレコンで情報収集を効率化する

日経テレコンとは

日本経済新聞社が提供する日本最大級のビジネスデータベースサービス。月額料金は安くありませんが、このサービスの中にクリッピング(自動収集)機能があり、主要な日経紙などを横断してキーワード登録した記事を自動収集することができます。

【クリッピング(自動収集)について】

・対象媒体は、日経各紙をはじめ、全国紙、全国各地域の新聞、業界紙、ビジネス誌、速報ニュースなど100媒体以上。

・スマホアプリもあり、どこでも閲覧可能。

日経テレコンのメリット/デメリット

Googleアラートは、かなり細かいコンテンツもGoogleが見つけて教えてくれますが、ニュース系は弱いように感じます。その点、日経テレコンは日経新聞などに取り上げられた記事の中だけで、登録したキーワードに沿って情報を届けてくれるので情報が洗練されています。新聞に取り上げられる=多くのビジネスパーソンが目を通している可能性がある=トレンドになる可能性があるとも言えるでしょう。

私は、ターゲットとしている「会社名」をキーワード登録したり、「デジタルマーケティング」系のキーワードを登録しています。◯◯会社の人事情報をキャッチしたり、◯◯企業がデジタルマーケティング部門を設立して新たな展開を考えているなどといった情報をキャッチできます。

デメリットは、月額料金が高いこと。新聞に取り上げられないニッチな情報は収集できないことです。

日経テレコンはビジネスに必要な情報を網羅した新聞・雑誌記事のデータベースサービスです。記事・企業・人事・海外情報といった…

 

顧客に直接会う

情報収集の効率化は顧客と直接会うのが一番

BtoBマーケティング界隈で著名な才流の栗原さん曰く「アンケートを取ったら、エンドユーザーにあったことのあるBtoBマーケターは5%ぐらいしかいなかった」ようです。(出典:顧客と会うことの重要性と具体的な方法論|Stand.fm

この話、驚愕しました。

「え、みんなどうやってマーケティングしてるの??的確な打ち手って顧客に聞かずになんでわかるの?」って思いました(笑)BtoCの商品は自分が最終消費者になれるので、消費者心理や悩みがある程度想像できます。車や歯ブラシ、カメラなどはどんなときに欲しくなって、どんな機能が欲しいかって自分を振り返ればわかりますよね。

でも、BtoB商品やサービスはそうはいきません。多くのBtoB商品サービスは、マーケティング担当者は最終顧客になれないからです。(MAツールや分析ツールなど、マーケター向けのサービスの場合に限り、自分が最終顧客になれます)

少し話が長くなりましたが、まとめると、1や2で入手できる情報は「2次情報(人から聞いた情報)」です。2次情報は効率的に入手できますが、誰かのバイアスが掛かっている可能性があったり、核心的な部分には敢えて触れずにノウハウの触りを紹介していたりする可能性があります。
従って、「1次情報(自分が直接聞いた情報)」、つまり顧客に直接会って話を聞くことが重要なのです。
「え、これって全然効率的な情報収集の方法じゃないよね」って声が聞こえてきそうですが、”百聞は一見にしかず”、最終的な成果に直結するのは直接会って話を聞くことだと、私の経験上は考えています。

コミュニティに所属する

情報収集の効率化はコミュニティの活用も

これは人により得意不得意があるので、得意な方にだけおすすめします。

「ターゲット顧客がいるコミュニティ」というとイメージし難いので具体例で説明します。

コミュニティサイトや専門メディア

例えば、病院の栄養管理士向けのシステムやハードを売りたい場合、「エイチエ」という栄養管理士の方々が集うコミュニティサイトがあります。人事向けの商材であれば、企業の人事部に所属している方がこぞって登録している「日本の人事部」という有名なメディアがあります。他にも、ウェブ部門であれば「ウェブ担当者フォーラム」、自治体の情報システムなら「J-LIS」、総務部門なら「総務オンライン」、製造業なら「イプロス」など。

TwitterなどのSNS

チャネルという視点でみると、マーケターはTwitter界隈で活動している人が多く、示唆に富んだツイートをしています。(私自身もTwitterやっているのでぜひフォローしてもらえると嬉しいです)気になる方がいたらTwitter上でやり取りして、もっと話を聞きたくなったら情報交換目的で会ってお茶したりしています。

クローズドな勉強会やコミュニティ

ニッチになればなるほど、濃い集まりになります。例えば、BtoBかつIT事業社の広報(マーケティング)担当者によるコミュニティ「BtoB/IT広報勉強会」など。私もBtoBマーケティング系のクローズドなコミュニティに所属し、ネット上には出回らない情報交換をさせていただいています。これが参考になることばかりで、私にとっては貴重な情報収集源の1つです。

 

「ビザスク」などのスポットコンサルで専門家(中の人)に話を聞く

情報収集の効率化に役立つvisasq

ビザスクとは

様々なビジネス領域の経験者と1時間の電話/対面会議ができます。かんたんに言うと、お金を払ってその道のプロから話を聞くサービスです。

スポットコンサルのメリット

普段はなかなか接触できないような超ニッチな人にピンポイントで話を聞けます。

  • 「農業生産法人の設立、運営について話せます」
  • 「小売りチェーンでの海外進出について話せます」
  • 「ヘルスケア分野での医療側のニーズについて話せます」

上記3つはビザスクの実例ですが、話を聞きたい人が周りにいない場合は「ビザスク」などのスポットコンサルを利用すると早いかもしれません。

ビザスク

ビザスクは、業界業務の経験豊富な「その道のプロ」に、1時間からピンポイントに相談できるナレッジプラットフォーム。業界調査…

 

まとめ

ニッチ市場の情報は自分で能動的に探すことはあまりに非効率です。

この解決手段として「キーワード登録による自動情報収集の仕組み」の構築を紹介しました。

中でもおすすめするのは、無料で劇的に効率化できる「Googleアラート+Inoreader」の活用です。

ですが、これだけでは片手落ち。

2次情報ではなく、1次情報を入手(直接人に会って話を聞く)することが重要だとお伝えしました。

<自動で情報収集する>
1. 「Googleアラート」+「Inoreader」で、自動でキーワードを情報収集する
2. 「日経テレコン」で、自動でキーワードを情報収集する<直接、人に会って話を聞く>
3. 顧客に直接会う
4. コミュニティに所属する
5. 「ビザスク」などのスポットコンサルで専門家(中の人)に話を聞く
情報収集の効率化のヒントが見つかれば嬉しいです。

 

 

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