「重点対策キーワード抽出ツール」の使い方
重点対策キーワード抽出ツール(サーチコンソール版)の使い方をご紹介します。
重点対策キーワード抽出ツールってなに?という方はこちらの記事をご確認ください。
ツールの使い方「事前準備編」
- サーチコンソール画面を開く。
- ステータスメニューの「検索パフォーマンス」をクリックする。
- 「検索タイプ:ウェブ」「日付:過去3か月間」とする。
正確な分析を行うために、日付は過去3か月間より長くすることをおすすめします。 - 「平均CTR」「平均掲載順位」をクリックし選択状態にする。
- 「“Googleスプレッドシート”または”CSVをダウンロード”」をクリックし、ファイルをダウンロードする。
CSVファイルでダウンロードする場合、Excelで直接開くと文字化けするため、一旦メモ帳で開いて何もせずに上書き保存してから、Excelで開くようにしてください。
ツールの使い方「データ入力編」
- 重点対策キーワード抽出ツール(Excel)を開く。
- [入力シート]内の1~3を入力する。
- 上記の事前準備編でダウンロードしたサーチコンソールのCSVファイルを開き、入力されているセルをコピーする。
- [入力シート]内の4番、B-27セル以降に3でコピーしたデータを、「値を貼り付け」で貼り付ける。
- 「分析スタート」ボタンをクリックする。
ツールの使い方「分析手法編」
注目すべき箇所は下記のオレンジ色の部分です。
この4象限を踏まえて、下記4点に着目すると重点対策しなければならないキーワードを抽出できます。
1. どのようなキーワードで集客できているのか?
<目的>
どのようなキーワードで集客できているのか、現状を把握する。
<作業手順>
クリック数で降順にソートする。
2. サイト内のキーワードは、検索ニーズがあるのか?
<目的>
運営しているサイト内のキーワードはそもそも検索ニーズがあるのか、現状を把握する。
<作業手順>
表示回数で降順にソートする。
<ポイント>
検索結果に表示されることと、実際に集客できていることは違うという点。検索結果に多く表示されても、クリックされる(集客できている)か否かは別問題ということです。
3. サイトの集客力を改善できるキーワードはないか?
<目的>
1000個のクエリから優先して対策すべきキーワードを抽出します。
<作業手順>
- [分析シート]シート内、「指名検索ワード」列で「空白」セルのみを選択する。
- 「優先フラグ」列で「●」のみを選択する。
※●がついた行が20個程度になるよう、K7セルのパーセンテージを増減してください。
4. 想定外のキーワードで集客できていないか?(まだ気づいていないお宝キーワードはないか?)
<目的>
大幅に集客力を強化できるお宝キーワードを抽出します。
<作業手順>
[分析シート]シート内、「お宝キーワード判定」列で「お宝キーワード」セルのみを選択する。
改善方法は、重点対策キーワード抽出ツール(Excel)のシートに記載しているので目を通していただけますと幸いです。